本好きが講じて、古本屋を始めることになりました。と言ってもリアル店舗でなくネットショップです。 本当はホームページも作成して本格的にやろうと考えていましたが、今は手が回らなくてAmazonのマーケットプレイスでの販売に集中しています。
最初はいろいろ失敗続きでお客様からしかられることもたびたびでしたが、最近は、その失敗を教訓に一生懸命取り組んでいると、お客様からもとても喜んでいただき、とても良いメッセージをいただくようにもなりました。
今日は「出品者の本を大切に思う心が伝わりました。すばらしいお店です。」と思わぬコメントをいただき我ながら感涙いたしました。
この本を愛する気持ちを何処の誰よりも大切にしてネットブックショップを続けて行きたい。そんな思いでブログを始めることにいたしました。 初心忘れるべからず・・・今の気持ちを忘れないためにもブログに書いていこうと思っています。
最近心がけていること それは本の中身に必ず目を通すと言うことです。時間が限られていますから全部を読むなんて出来ませんが、ざっとどんな本かということだけでも把握して、買われた方がどんな気持ちで世9まれるのか、あるいは利用されるのか、思いつくことがあればコメントしてお送りするようにしています。
そのきっかけになったのが、本の中身が違うと言うお客様からの連絡でした。確か[武士道]の本だったと思いますが、中身がまったく違うとの連絡でした。 あわててそのときはしないの古本屋を駆けずり回って同じ本を探して送らせて貰いました。全額返金してキャンセルという方法もあったのですが、本を待っているお客様のことを思うと一刻も早く希望の本を送ってあげなければとの思いに駆られました。
その時反省したのは「本は物ではない」と言うことです。本は中身が問題で外装がどんなに美しくても中身が違ったら何の価値も無い!と言うことです。 本を売るのは形としての本を売るのでない。お客様はその中味を待っているのだ。だから売るほうもその中味を知らずに売るなんて考えられない。と言うことでした。それから、どんなに僅かの時間でもその中味を確認してから送るようにしています。 そうやって見ると、これまで知らなかった、自分が関心を持たなかった世界にも関心を持つようになり、一つ一つの本がとてもいとおしく思えるようになって来ました。
中には100円やひどい場合には本題は1円などと言う本もありますが、そんな本でもお客様の求める心と与える本の内容が一致しいるからこそ注文をくれるんだという事がわかるようになって来ました。 そんなこと当たり前だと言われうかもしれませんが、私にとってはとても重要なヒントであり、気づきであり、悟りです。
そんな一つ一つのことを大切にしながらこのBOOKSHOP続けて生きたいと思っています。まだまだ採算ベースに乗らなくて四苦八苦していますが、この心を大切にこの仕事続けて行きたいと思っています。
より良い本を大切に!BOOKS吉備 です。
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