2012年11月15日木曜日

出品してすぐに注文!

今朝起きたら、昨晩出品した本に注文が。
珍しいことではないのでしょうが、実はその本がかなり古い本で、(35年経過)、売れる見込みを感じていなかった本だったからです。状態もそれほど良いわけでないし。ジャンルも希少性があるとも思えないジャンルの本でしたので、少々驚いています。ただ、出品がゼロになっていましたので、もったいないのでもしか売れればとほとんど期待していなかった本なので、びっくりした次第です。
古い本で販売ランキングも低い本はどうしようかと迷っていますが、これはわかりません。木の根っこに躓いたウサギをまた待つのでもいけないし・・・・。古い本は空いた時間に少しずつ出品していきます。

再度の注文

以前買ってくださった方から、再度の注文が入ることがあります。
「以前かってよかったので」とコメントをいただきます。
こちらが気がついて「以前買ってくださったので覚えています」とメールすると、とても喜んでもらえます。
何か、心と心が通じ合った気持ちがします。
こんな時は、古本や始めてよかったなあ!と思っています。

今我が家は本があふれかえって収拾がつかなくなってきています。
まだまだ採算ラインには届かないし、これ以上増え続けたらそうするのだろうかと、心配しています。本格的に在庫の管理方法考えないとパンクしてしまいそうです。

2012年11月5日月曜日

ありがたいこと

最近、皆さんらとても良い評価をいただき感謝しています。
先日は、わざわざ手紙を書いてきてくださった方もありました。
本を大切に!愛する気持ちを理解してくださって、正直感涙しました。

BOOKS吉備もスタートして1年を過ぎました。この間多くの方にご支援いただきながらここまで来ました。
毎日忙しくしています。
先日もあるところで出会った方から大量の本を提供していただいてその整理に追われています。まだまだ慣れないものですからえらく時間がかかっています。

しばらく、ブログもご無沙汰していましたので、ひょっとすると心配されていた方もあるのではと思いますが・・・・

2012年6月9日土曜日

読み終わった本お譲りください

いまBOOKS吉備の一番の課題は仕入れです。 発送のほうはある程度満足のいく基準になってきたと思います。 続けている一言もとてもいい評価をいただいています。 問題は皆様にお売りする本が不足していることです。 いろんな方法を考えていますが、まだ定まってはいません。 まだまだ一人でやっていますのであまり手を広げるわけにも行きません。 このブログをお読みになっている方で、読み終わった本をお持ちの方もあるかと思います。 譲っていただけませんか?手作り本屋ですので、買取の方法や値段は良く相談しながら納得の行く方法と手段で買い取らせていただきます。ぜひ連絡ください。 本の整理をしてみると、仕事も順調になり運気も上昇するようです。この機会にご自宅の整理もして見ませんか。心の整理にもなりととても良いですよ!

BOOKS吉備に連絡ください

古書の買取古本の販売は当店へ~
岡山・倉敷で本の買取を希望される方は是非ともBOOKS吉備をご利用ください。
電話またはメールで連絡いただければ詳しい方法などお教え致します。
電話&FAXは086-806-2525 店主直通090-1033-3327(山田)にどうぞ

メールはこちらです

1冊の本が取り持つ縁

最近お客様からメールや手紙をもらうことが多くなりました。 一言メモに感動してくださる方が多くて・・・・ 正直メモを書くことに相当投入していますので、なかなか作業が進まなくて、採算度外視ですが・・・ 本を受け取って喜んでくれる人のことを考えると止められません。 そしてそれが縁で色々交流させてもらう方が増えて感動です! 今日も海外在住の方からメールをいただきました。 日本の友人の方に頼んで手配されたそうです。注文は直接いただきましたが・・・。 皆さん一言メモに感動されて・・・ 止めることができません。 今一番の悩みは本が無いこと・・・・。仕入れが最近うまく行かなくて在庫が減っています。本気で仕入れルートを探さないと、経費も出なくなります。 運営できなくなると、せっかく喜んでくださるお客さんに本を提供してあがることも出来ません。 いまひっしでちえをめぐらしていることろです。 良い知恵をお持ちの方があったらぜひ教えてもらいたいです!

2012年4月27日金曜日

ガラクタ捨てれば・・・

「ガラクタ捨てれば・・・」 東北のある方からいただいた注文の本です。 その方からメールが届きました。先ほど返信のメールを書きました。 震災でたくさんの蔵書を処分せざるを得なくなったとのこと、避難所暮らしも経験されたそうです。 そして今は、ゆっくり本を読める幸せを味わえるようになられたとのこと、・・・・ 私も10年間仙台で暮らした経験があるので、東日本の大震災は他人事ではありませんでした。実際に震災に会われた方々の苦労はいかばかりでしょうか。 人生には常に苦労や災難が隣り合わせです。そんな時、神仏を信じていたら、神仏を怨むかもしれません。「自分たちはこんなに熱心に信心してきたのに・・・どうしてこんな不幸に見舞われないといけないのか!」そんな風に思わざるを得ません。 しかし苦難には意味がある!これは当座はわかりませんが・・・後から良く見てみると必ず意味があるのです。 受難の歴史・・・人類には殉難の歴史が付きまとっています。イエスキリストはじめ宗教の開祖と言われるような人は必ず難儀な道を行っています。宗教を語る偽者はその逆ですが・・・・ 宗教家と言われるような人でなくても・・・・苦労の中から花開かせた人がどれほど数多くいることでしょうか。 「本」にはそんな歴史が詰まっています。 「良書」の基準は何か?もちろん実用書として良い本もあるでしょう。現実の生活に役立つ良い本です。 それとともに歴史の教訓、様々な思索の経験、人と人とが苦難や幸福の織り成す人生の、心の軌跡を描く数多くの書籍が満ち溢れています。 悪書もあります。ただ売れれれば良いと、奇をてらい、中味のない内容を羅列する。タイトルだけが人の気を奪い中身は読んでも何もないすっからかんと言うのもあります。「本」とさえ呼べないものもあります。 「ガラクタ捨てれば・・・」小さな文庫本です。結構売れているようです。小さな本でも、その価値が本当にわかる人が読めば万巻の書より価値がある。 そんな風に思います。

良書クラブと良書の輪

良書の輪を広げていこう! 良書が日本を元気にしていく。 今日の良書: 「世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰」 波田野毅さんの本です。 日本は本当にすばらしい国!そんな外国の方々の賛辞に恥じない日本にして行こう!

2012年4月17日火曜日

学生さんたち

この時期になると参考書とか、教科書、関連学術文書などが多くなる。
[がんばって研究、学習して!」と言う思いを時には一言付け加えながら送らせて貰っている。
おそらく研究課題として、取り組む資料にするんだろうなと思うような本が良く出る。

あて先を見ても、それらしきところが多い。

本に関することはBOOKS吉備,こちらにご連絡を

2012年4月14日土曜日

本の持つ価値

東日本大震災の復興支援に行った人の話を聞いた。
といっても、ボランティアや、物資の支援に行ったわけではない。
話をしに行ったというのである。背広を着て・・・・・・
行ったのは、大震災の後2~3ヵ月後だったそうであるが、
最初は物資を必要とした。住むところもなくなり、食べるものもなく、衣類やその他の生活物資も何もなくなった状態だったから、全国から集まった、物資が必要だった!そして人手が必要だった。瓦礫の処理や様々な片付けなど・・・
しかし数ヶ月がたって、生きるために必要な物資が足りてくるようになると、避難所でも人々が活字を欲するようになり、話を欲するようになってきた。
ことのはじめは避難所の責任者から、[本を送ってほしい]と頼まれたそうである。それで数千冊の本を送ってあげた。そうしたらとても喜ばれた。
そして今度は話しをしに来てほしい。と言われて行ったそうである。ミュージシャンなど音楽の演奏で支援に行った人の話は聴いたが、話しをしに来てほしいといわれたというのである。

人間と言うのは、聖書にイエスキリストが悪魔の試練に応えて、「人はパンのみにて生きるにあらず。神から出る言葉によって生きるのである。・・・」と答えたそうだが、本当にそのとおりだ。
人間にとってまずはからだを生かすための食料が必要だが、それだけでは生きていけない。[言葉]が必要なのである。人間の心には[言葉]という面見えない食べ物が必要なのである。

避難所に行った人々も、人間としての生命体を維持する最低限の食料が確保出来るようになると、次は[言葉]を渇望するようになったのである。

子供は赤ん坊の時、お母さんのおっぱいをもらって成長するが、離乳食から普通の食べ物を食べられるようになると何が必要になってくるか・・・それは[言葉]である。人間が人間として本当に成長するためには[言葉]が必要である。いろんなことをお母さんから教えてもらい。お父さんやお兄さんお姉さん、そして周りの人たちから教えられて大きくなる。そして学校に行くようになると学校の先生から・・・
そして人生の師を求めるようになる。

こんな時に本がその力を発揮するようになる。
まあ、僕なんか母親が働いていたので、特に小学校の時などはほとんど学校の図書館に入りびたりで、本を読んで大きくなった。本が親代わりだった。そしてたくさん本から教えられた。

家は貧しかったが、毎月好きな科学の雑誌だけは買ってもらえた。そんなこともあって本が好きになったのだが・・・
どちらかというと文学物はあまり読まなくて、科学関係やノンフィクション関係が多かったが・・・

一冊の本にこめられた凝縮された[こころ]、それが人を生かす大きな力となる。
それは、綺麗で傷のない本も、読む継がれて角が擦り切れ表紙がぼろぼろになったような本も、その中身は変わらない。
Amazonに出品してみると、やけに外装のコンディションにこだわる人があるが、本当は残念な思いである。まあ見かけも綺麗な本で読みたいというのはもちろん悪いことではないが、本当はたくさんの人に読まれて、時には書き込みや線が引かれたような本のほうが、新しい本よりもっと価値が増えているようにも思い、そんな本を読みたいとも思うのだが・・・・皆さんいかがだろうか?

2012年4月7日土曜日

風土と言うこと

発送する時に気になることの一つがその住所
お客様の個人情報なのであまり勝手に具体的住所を流すことは出来ないが、
極力、そのお客様の住所から、その風土を思い浮かべ、その風土の中でお客様がどのような本をどのような背景で求められられたのかをおおよそ推察するようにしている。
そうすると親しみも沸くし、一言メモも浮かんでくる。
かっていったことのあるところ、何かの縁のあるところはなおさらである。また歴史のあるところ、様々な情報から何か親しみのあるところ・・・
幸い私は[地理]が得意だったし、最近は歴史にも興味を持っている。また全国を転勤などで結構あちこちしている。
かって住んでいたり、いったことのあるところなどはなおさらである。東北にも10年いたし、その前栃木にも7年いた。東京や横浜も少しいたし、九州にも半年くらいだがいたことがある。結構あちこちした。これまで行ったことがなくて行ってみなければと思っているのが、全国の神社仏閣で伊勢神宮と熊野大社である。あとは伏見稲荷。なぜか伊勢神宮に行っていない。
と言うことで、一言メモも特に地方の人の場合は面白い。その注文した本と

2012年4月5日木曜日

中味重視!

まあ何でも中味が重要で・・・・
外装がどうでも良いということではないが、外装は中味に相対する、というか・・中味がなければ外装がどんなに綺麗でも、もらったものならがっかりするし、買ったものならだまされた!損をした気分になるでしょう。
そこで中味を重視しています。
中味のコンディションを気にしています。問題は買った人がどんな人か?何の目的で買ったのか?学習者、研究者なら、中味がしっかり読めること、本の装丁がしっかりしていること、このあたりが問題になる。それに、本屋なら立ち読みして買えるが、ネットの場合はそれが出来ない。だからコメントも、買う人の立場にたって、時にはその内容も付加するようにしている。

そして一言・・・・出荷が増えてくるとついつい形式的な一言になってしまいやすい。気をつけないと却っていらないものになっている可能性もある。これは非常に難しいが・・面白い!

2012年3月30日金曜日

永遠に語り継げられるものもあれば時代的使命で終わるものもある。

本にも・・・、永遠のベストセラーと言うものがあれば、一過的なベストセラーで終わるものもある。
時代と言うものは変化して行っている。そしてその中には変わるものと変わらないものとがある。
どちらが価値があるとかないとかということではない。いずれも必要だ!
その時代にあった、その時その場に必要なものもあれば、変わらない真理のように一貫して語り継げられるものもある。
どちらも必要!

2012年3月28日水曜日

重ねられた思い

書き込まれたマーカー
発送準備をしながら・・・
マーカーの入った本を見ながら・・・
中には書き込みやマーカーを嫌う方があるが・・・、そのほうが多いのだろうが・・・
何か、マーカーの入った本を見ると、この本を読んだ人の、感動した思いが残って、それが本に重ねられているような気がする。
ただ出来たままのきれいな本も価値があるけど・・・、一点の傷も無い本が飾っておくには良いけれど・・・
本の本当の価値は文章です。もちろん写真集などは画像ですが・・・・
書き込みのある本は物としての価値は下がるのですが、本当の本の価値は読み込まれ、線も引かれ書き込みもされ、垢にまみれ、擦り切れた。。。そんな本が一番価値があるように思う。
本当に本の好きな人は、そっちを選ぶのではと思う。
有名な文筆家の読んだような本。あるいは歴史に残る研究者が使った本。ぼろぼろになればなるほど価値があるように・・・
名も無い一人でも・・・本を本当に愛して読んだ人の価値は無限です!その痕跡も価値がある。

もらった手紙

これまで何人かのお客様から手紙をもらいました。
それは私の宝物です。
本に対する熱い思い。
そして買ってくださった方への感謝の思い。
そんなことをしたためた[一言]に心動かして、手紙をしたためてくださった皆様、本当にありがとうございます。
その心を大切にこの仕事続けていきます!

2012年3月26日月曜日

本も蘇る!

長い間どこかの蔵か書庫に眠っていたような本、その本がまた生かされる!どこかの古本屋のCMではな行けど・・とても嬉しい気がする。
岩波文庫の10年~20年時にはそれ以上たったような本が結構出て行く。時には線を引きまくったような本もあるが、その多くは買ったままでほとんど目を通した形跡も無いような・・・ただ年月がたった・・・
本としてこのまま行ったら、何の役目も果たさないまま最後は屑紙になってしまうような・・・そんな本が求められて旅立っていく・・・・。本の値段は当時よりずいぶん下がったように見えるかもしれないが・・その中味の価値は買ったときと同じ、あるいはそれ以上になっているかもしれない。
本にも心があって・・声をあげることが出来れば・・・ずいぶん喜んでいるのではと思う。

出荷の楽しみ

今、出荷準備中です。この時間の楽しみは、お客様の顔を思い浮かべること・・・、本の内容と送り先の住所と・・・・どんな人が注文をくれて・・・たくさん出品者がある中で、どうして自分を選んでくれたのか?値段もあり、状態もあるけど・・・
何を求めてこの本を頼んだのだろうとか・・・、この人は学生か、それとも主婦か、ビジネスマンか?
そんなことを思い浮かべながら書く[一言]が楽しい!

2012年3月24日土曜日

本の力

最近つくづく本の威力を感じる。それは何の力か?やはり言葉の力か?
すべては言葉で出来たと聖書にあるそうだが、確かにそうかもしれない。
一冊本が人生を変えることも・・しかも良いほうに・・・
時には悪いイメージが先行すると悪くなることもあるかもしれないが・・・大半はよくなる。
多田奇異をてらっただけとか、誰かが意図を持って偽りを宣伝するために書いた本とか・・・
古代からよく[歴史は捏造されてきた]と言われる。政権を奪取した人間は、自分たちのやってきたことを正当化するために、自分たちに都合のよいように歴史を改ざんして書を作る。

それにしても本の力は大きい!だからこそ[より良い本]を発掘し、より多くの人々に提供せねばと考える。
ここに真骨頂があるように考えて出品している毎日である。どうしても収益を上げないとやっていけないので、本の中味より、いくらで売れるかと言うことが先になりがちであるが、心戒めていこう!そうしないと疲れてくる。楽しくなくなる。からだにも悪い。もちろん精神衛生上悪い。

リンク欄追加しました。
[吉備楽土][吉備の児島]山田家のスピリット]いずれも出品者のブログです。これからお友達のページも追加していきます。希望があればご連絡ください。BOOKS吉備までご連絡ください。

2012年3月13日火曜日

最近嬉しいこと

最近嬉しいこと
とても良い評価をたくさんいただいています。また直接お手紙をいただいたこともあります。
そして本の果たす役割を、とても実感しています。

本の中には再版され続けたものがあります。
特に多いのが岩波文庫など・・・・・
今日発送下本の中でも、岡倉天心の書いた「茶の本」これは訳書です。
そう、新渡戸稲造の「武士道」のように・・・
英文からの和訳で、確か最初の発刊は昭和13年だったか・・・?
英国で日本の茶の文化に関して話した内容の和訳である。これが結構再版を重ねて確か今日送った本も90刷目近かった。

岩波文庫の特に宗教。思想。哲学関係にこういた本が多い。
発送前に少しずつ目を通しているが、なかなか全文は読めない。
それでも少しずつ意識に入ってくる。
「言葉」ということの意味や力をだんだん感じるようになってくる。そこで本のもつ力を実感する。

読み捨てられる本もある。さっと読んでそれで終わりである。その間にエキスを吸収してそれで終わる。
そんな本はリサイクルである。本のエキスは吸収して無くなるわけではない。別人が読めばまた新しいエキスが出てくる。
それからすぐには吸収できないけれども、何度も、何度も読んで初めて吸収できる本もある。読んでいくうちにまた別の栄養素のようなものが吸収される。そんな本もある。そんな本は蔵書になる。

最近、岩波文庫が多い。
哲学関係、名前だけは聞いていても、中身は知らないというのが多い。
今日も出たのが、カントの「純粋理性批判」それから「永遠平和のために」・・・これは国連結成につながった平和論だそうである。そんな本に少しずつ注文が入る。そして少しずつ目を通す。
古代ギリシャの哲学思想にも出くわす。ソクラテスやプラトンなど・・・
西洋思想というものがなんかしらおぼろげだが見えてくるような気もする。
こういった本を注文してくるのは、どんな人なのだろうか・・・、大学で哲学とか思想を学んでいるのか?それとも・・・・

現代的な、処世訓や、生き方の本、癒しやヒーリングの本なども人気なのか良く出る。
こういった世界、どちらかというとこれまで無縁だったが、少しずつ見えてくるような気もする。

いろいろ楽しみも多いものである。

2012年2月24日金曜日

たった1円の本でも

アマゾンには1円と言う本があります。それも結構たくさんあります。送料分として250円かかるのですが、本体の価格としては最低の価格です。それでも送料さえ安く送れればいくらか利益が出るので出品者も最低価格の1円で出品しているのでしょう。あるいは利益度外視で在庫整理のために出品したりしているようです。
さて、私のところでも、1円の本があります。はっきり言って、1円では売りたくありません。それでも他の出品者が軒並み1円だと1円で出品せざるを得ません。あるいは、出品中にだんだん価格が下落して価格改定して行って、結局1円と言う本も結構多いのです。

たった1円の本ですが、それでも大切に扱い、丁寧に送るようにしています。たった1円、でも世9買ったと思ってもらえる出品をしたいと思っています。
本の程度はまちまちです。新刊書なら本の状態は、ほとんど変わりはないでしょう。しかし、中古本は千差万別です。コンディションの表記にも悩みます。コンディション状態を見て打ち込むだけでも結構神経を使い疲れます。発送も、1円だからといって手抜きはしません。結構手間隙かけています。なるべく自筆のコメント付けています。

最近、とてもいい評価をたくさんいただいています。「とてもいい取引でした」と、これは教育関係の本でした。・・・本をどう役立てていただくか!本の外装や程度はまちまちですが、本自体の本当の価値は本の中味です。本の著者、出版者の意思や意向を伝えるのがハードな意味での本です。本は飾っておいて価値のあるものではありません。より多くの人にページを開いてもらい、活字を読んでもらい、写真を見てもらってこそ価値を発揮します。時には線を引かれたり、書き込みをされたり、そうやって愛された本のほうがより価値があるのですが・・・

たった1円の本でも、より多くの人に役立ってもらえるならと思いながら出品を続けています。

2012年2月17日金曜日

一言メモ

本の中味が違っていたことをきっかけにはじめたこと

本を開けたらカバーとまったく違う本が入っていた。これでは買った人はがっかりするでしょう。
よほどの貴重本が入っているのなら別ですが・・・
実際に犯した失敗で・・・、でそれから・・行っていること。
本の中味も知らないで送るのはおかしい!もちろん商売と割り切って本を売っている人は、本の中味など関係無いかもしれない。
しかし、本を大切になんて言って本屋を始めて、本の外装ばかりを気にしていて、中味も知らないで本を売っているという、その間違いに気づかされて・・・
それからは、たとえちょっとでも、必ず本を開いて、必ず目を通して、その本が、どんな人のために、どんな意図を持って、どんな気持ちで筆者が文章を書き、出版社が出版をしているのか、そこを少しでも理解して、本を送ろう!そう決意させられました。
そうすると、買う人の気持ちも解る。そして本が届いて、本を開いてどんな気持ちで読み始めるんだろうかと思うようになる。そして、その思う心を一言添えるようにした。
本来本は中味。活字を通して、あるいは時には印刷された写真や資料などを通して、ある意思や、心を届けるもの。本当に本の好きな人は、多くの人の手を経て、擦り切れたような本により多くの愛着を感じるとも言う。
本を通して何かしら共感の輪が広がるような気がする。

もちろん、目新しい本、誰も開けたことの無い新しい本に目を通す、そんなわくわくした気分も良いが・・・、それなら新刊書を買えばいい。
Amazonにはコンディションの基準があって、
新品同様~非常に良い~良い~可   以上4段階に分かれている。
「非常に良い」として、何回かクレームを経験すると、自分で「非常に良い」と思っても、1段階下げて「良い」で出品する。まして、「新品同様」など、恐ろしくて付けられない。
ところがお客様の中には、あえて、「可」を選んで来る人もあるようで、単に値段が安いだけではないような気もする。すでに何人もの人がその本を読んで感動したり、生活に役立てたり価値を発揮して、更に第2、第3の人生ではないが、再び本が生き返って用いられる。本来これが「古本」の価値ではないだろうか!だから前所有者の、書き込みやメモ、線引き、角折など却って慕わしくもなったりする。
もちろん一般的には、使用感の少ない、きれいな本が好まれるとは思うが、このような、人の手で擦り切れたような本に何か愛着が行く。本に心があるならば、ただただきれいに飾られた本よりも、何度も何度も擦り切れるまで読んでもらえた本のほうがどれだけ幸せであろうかととも思う。

まあ、そんなことも思いながら「一言メモ」続けています。
時間も制約があるので、何処まで続けられるかとは思いながら・・・

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2012年2月15日水曜日

BOOKS吉備 はじめまして!

BOOKS吉備 始めました。
 本好きが講じて、古本屋を始めることになりました。と言ってもリアル店舗でなくネットショップです。 本当はホームページも作成して本格的にやろうと考えていましたが、今は手が回らなくてAmazonのマーケットプレイスでの販売に集中しています。
 最初はいろいろ失敗続きでお客様からしかられることもたびたびでしたが、最近は、その失敗を教訓に一生懸命取り組んでいると、お客様からもとても喜んでいただき、とても良いメッセージをいただくようにもなりました。
 今日は「出品者の本を大切に思う心が伝わりました。すばらしいお店です。」と思わぬコメントをいただき我ながら感涙いたしました。
この本を愛する気持ちを何処の誰よりも大切にしてネットブックショップを続けて行きたい。そんな思いでブログを始めることにいたしました。 初心忘れるべからず・・・今の気持ちを忘れないためにもブログに書いていこうと思っています。

 最近心がけていること それは本の中身に必ず目を通すと言うことです。時間が限られていますから全部を読むなんて出来ませんが、ざっとどんな本かということだけでも把握して、買われた方がどんな気持ちで世9まれるのか、あるいは利用されるのか、思いつくことがあればコメントしてお送りするようにしています。
 そのきっかけになったのが、本の中身が違うと言うお客様からの連絡でした。確か[武士道]の本だったと思いますが、中身がまったく違うとの連絡でした。 あわててそのときはしないの古本屋を駆けずり回って同じ本を探して送らせて貰いました。全額返金してキャンセルという方法もあったのですが、本を待っているお客様のことを思うと一刻も早く希望の本を送ってあげなければとの思いに駆られました。  
 その時反省したのは「本は物ではない」と言うことです。本は中身が問題で外装がどんなに美しくても中身が違ったら何の価値も無い!と言うことです。 本を売るのは形としての本を売るのでない。お客様はその中味を待っているのだ。だから売るほうもその中味を知らずに売るなんて考えられない。と言うことでした。それから、どんなに僅かの時間でもその中味を確認してから送るようにしています。 そうやって見ると、これまで知らなかった、自分が関心を持たなかった世界にも関心を持つようになり、一つ一つの本がとてもいとおしく思えるようになって来ました。  
 中には100円やひどい場合には本題は1円などと言う本もありますが、そんな本でもお客様の求める心と与える本の内容が一致しいるからこそ注文をくれるんだという事がわかるようになって来ました。 そんなこと当たり前だと言われうかもしれませんが、私にとってはとても重要なヒントであり、気づきであり、悟りです。
 そんな一つ一つのことを大切にしながらこのBOOKSHOP続けて生きたいと思っています。まだまだ採算ベースに乗らなくて四苦八苦していますが、この心を大切にこの仕事続けて行きたいと思っています。

  より良い本を大切に!BOOKS吉備 です。
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