最近嬉しいこと
とても良い評価をたくさんいただいています。また直接お手紙をいただいたこともあります。
そして本の果たす役割を、とても実感しています。
本の中には再版され続けたものがあります。
特に多いのが岩波文庫など・・・・・
今日発送下本の中でも、岡倉天心の書いた「茶の本」これは訳書です。
そう、新渡戸稲造の「武士道」のように・・・
英文からの和訳で、確か最初の発刊は昭和13年だったか・・・?
英国で日本の茶の文化に関して話した内容の和訳である。これが結構再版を重ねて確か今日送った本も90刷目近かった。
岩波文庫の特に宗教。思想。哲学関係にこういた本が多い。
発送前に少しずつ目を通しているが、なかなか全文は読めない。
それでも少しずつ意識に入ってくる。
「言葉」ということの意味や力をだんだん感じるようになってくる。そこで本のもつ力を実感する。
読み捨てられる本もある。さっと読んでそれで終わりである。その間にエキスを吸収してそれで終わる。
そんな本はリサイクルである。本のエキスは吸収して無くなるわけではない。別人が読めばまた新しいエキスが出てくる。
それからすぐには吸収できないけれども、何度も、何度も読んで初めて吸収できる本もある。読んでいくうちにまた別の栄養素のようなものが吸収される。そんな本もある。そんな本は蔵書になる。
最近、岩波文庫が多い。
哲学関係、名前だけは聞いていても、中身は知らないというのが多い。
今日も出たのが、カントの「純粋理性批判」それから「永遠平和のために」・・・これは国連結成につながった平和論だそうである。そんな本に少しずつ注文が入る。そして少しずつ目を通す。
古代ギリシャの哲学思想にも出くわす。ソクラテスやプラトンなど・・・
西洋思想というものがなんかしらおぼろげだが見えてくるような気もする。
こういった本を注文してくるのは、どんな人なのだろうか・・・、大学で哲学とか思想を学んでいるのか?それとも・・・・
現代的な、処世訓や、生き方の本、癒しやヒーリングの本なども人気なのか良く出る。
こういった世界、どちらかというとこれまで無縁だったが、少しずつ見えてくるような気もする。
いろいろ楽しみも多いものである。
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